国土交通省と経済産業省は、共同で石綿（アスベスト）含有建材のさまざまな情報が検索できるデータベースを構築。13日より、ホームページで公開した。
建材の石綿含有の有無の判断にあたっては、現場で得られる情報、設計図書の保存状況が十分でないことから、その情報の整備・公開が望まれていた。今回、公開したデータベースは、官公庁・関係業界団体・建材メーカーなどの公表データに加え、業界団体や建材メーカーが所有するデータの収集・整理を行なったもの。
データベースでは、建材メーカーが過去に製造した石綿含有建材の種類、名称、製造時期、石綿の種類、含有率などが検索できる。検索は、建材の名称・メーカー名から検索ができるほか、それらが不明な場合でも、戸建住宅であれば建築物の竣工年、施工部位などからの検索を可能とした。