(株)不動産経済研究所は14日、2006年11月度の「首都圏建売住宅市場動向」を発表した。
11月の新規販売戸数は677戸(前年同月比8.0%増、前月比▲6.6%)となった。地域別では、東京都136戸(全体比20.1%)、千葉県 256戸(同37.8%)、埼玉県50戸(同7.4%)、神奈川県202戸(同29.8%)、茨城県33戸(同4.9%)となっている。1戸当たりの平均価格は4,982万円(前年同月比11.9%アップ、前月比4.0%アップ)であった。
新規発売戸数に対する契約戸数は377戸、月間契約率は55.7%(同▲0.3ポイント、同2.0ポイントアップ)と前月比ではわずかに回復した。
即日完売は55戸(全体の8.1%)、11月末現在の翌月繰越販売在庫数(発売後6ヵ月以内)は1,077戸(前月比128戸増)であった。