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三井不、TBS開発計画「(仮称)赤坂Bizタワー」上棟

「(仮称)赤坂Bizタワー」外観イメージ

 三井不動産(株)は20日、(株)東京放送が推進している「赤坂五丁目TBS開発計画」(東京都港区)で、開発計画のうちオフィス・商業施設棟である「(仮称)赤坂Bizタワー」が上棟したと発表。

 同社は、東京放送とのプロジェクトマネジメント契約にもとづきプロジェクトマネージャーとして事業を推進。
 赤坂の起伏ある地形や開発敷地内の樹木を保存しながら、オフィス・商業棟をシンボルに、2つの劇場を備えた文化施設、都市生活を満喫できる住宅棟などで構成する。

 全体敷地面積約33,095平方メートル、オフィス・商業施設棟は建築面積約8,385平方メートル、延床面積187,177平方メートル、地上39階地下3階。

 オフィスフロアは、共用部では廊下やエレベータ内において車椅子の通行や回転が充分可能なゆとりを確保、フロア各階には身体障害者対応のトイレを設置する。また専有部内では、1フロア約858坪の無柱空間を実現し、レイアウトの自由度を高めるグリッドシステム天井を導入するなど、機能性・快適性に富んだフロア計画となっている。

 商業施設については、オフィスサポート機能に重点をおいた飲食・物販を中心に、赤坂に相応したショップを導入する予定。
 オフィステナントは、(株)博報堂DYホールディングスをはじめとする博報堂グループ、(株)毎日放送、東芝イーエムアイ(株)、ロイター・ジャパン(株)の入居が決定するなど、テナント営業も順調に推移している。

 同社は、本計画建物竣工後、オフィス・商業施設棟および住宅棟を、(株)東京放送より一括賃借したうえで、転貸事業および建物運営管理業務を受託する予定。
 なお、文化施設棟、住宅棟ともに、2008年1月の竣工を予定している。


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