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経常利益大幅な減少に/ミサワ07年3月期中間決算

 ミサワホームホールディングス(株)は21日、「2007年3月期中間決算」を発表した。

 当期(2006年4月1日~9月30日)単体業績の売上高は11億300万円(前年同期比21.3%増)、営業利益は8,400万円(同30.7%増)、経常利益は1億600万円、純利益は37億7,800万円(同▲96.9%)。
 連結業績の売上高は2,008億2,600万円(同7.9%増)、営業利益は74億7,400万円(同▲16.0%)、経常利益は68億9,600万円(同3.2%増)、純利益66億4,600万円(同▲94.4%)となった。

 当期は、技術開発において、2006年「グッドデザイン賞」に「HYBRED ECO-design」、同社賃貸住宅としては初受賞となる「Belle Lead FORMAL」等の2商品および3住宅部品が選定され、17年連続の受賞となった。
 住宅開発においては、一戸建て木質系として、同年7月に、都市型ブランド「URBAN DESIGNERS」シリーズに“ECO・微気候デザイン”の思想を取り入れた「VikiFEMY」を発売。
 その他、同年9月に、住まいの体験・体感型施設として、ミサワホーム本社内(東京都杉並区)に「ミサワパーク東京」、ミサワホーム岡山工場内(岡山県備前市)に「ミサワファクトリー岡山」をオープンするなど、営業拠点の準備を進めた。
 その結果、当期連結売上高は、東北ミサワホーム(株)の新規連結に伴う増加等により、前期比147億6,900万円(7.9%)の増加となった。
 経常利益は、支払い利息の減少により、前期比1,126億5,100万円(▲94.4%)の減少となった。

 なお通期業績予想は、単体売上高22億円、経常利益1億7,000万円、純利益50億円、連結売上高4,100億円、経常利益170億円、純利益90億円を見込んでいる。


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