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NCD上場などにより3ケタの伸び/パシフィックマネジメント06年11月期決算

 パシフィックマネジメント(株)は15日、2006年11月期決算を発表した。

 当期(2005年12月1日~2006年11月30日)の連結売上高は1,696億4,700万円(前年同期比133.2%増)、営業利益218億5,300万円(同 123.4%増)、経常利益187億800万円(同121.0%増)、当期純利益106億2,300万円(同133.7%増)の大幅増収増益となった。

 不動産投資ファンド事業において、日本コマーシャル投資法人(NCD)のJREIT市場への上場により前年度と同水準のアクイジション報酬を得たこと、また不動産投資ファンドの預かり資産残高の拡大に伴う投資顧問報酬の増加などから、売上高201億1,800万円(同128.7%増)、営業利益164億8,900万円(同156.1%増)を計上した。
 不動産投資コンサルティングサービス事業では、アセットマネジメント事業において同社グループが運用する不動産投資ファンドに対するサービスの提供に注力した結果、売上高62億9,700万円(同137.3%増)、営業利益52億100万円(同224.9%増)の伸びをみせた。

 通期は連結売上高1,595億7,400万円、経常利益220億6,800万円、当期純利益122億4,700万円を見込んでいる。


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