住友不動産（株）は18日、（株）新日鉄都市開発と建設を進めていた超高層タワーマンション「シティータワー西梅田」（大阪市福島区）が完成したと発表した。
JR「大阪」駅徒歩12分、JR大阪環状線「福島」駅徒歩5分に立地する同マンションは、地上50階地下1階建て、総戸数349戸のオール電化マンションで、高さ177ｍは免震構造の建築物としては日本一。なお、免震構造は震度7クラスの揺れを耐震建物の震度4クラスの揺れと同程度に軽減する「バックボーンチューブ構造」（特許出願中）を採用している。
1階グランドエントランスの防災センターと9階スカイエントランスには管理スタッフが24時間365日常駐。ダブルオートロックシステムのほか、エレベーターの運行制御等が採用されるなどセキュリティ面に配慮がされている。
9階のスカイエントランスのコンシェルジュカウンターでは30種類以上のサービスを提供。また、午前7時30分～午後6時まではカフェサービスを実施するほか、リーガロイヤルホテル「メリッサ」提携によるパンがモーニングサービスとして、マンション内で利用できる。
また、居室には眺望と開放性を確保すべく天井から足元まである大型サッシを使用した。
間取りは1LDK（50平方メートル）～3LDK＋N（165.29平方メートル）で、価格は4,500万円～1億2,800万円台。