三井不動産(株)は23日、神奈川県最大級となる大型商業施設「ららぽーと横浜」(横浜市都筑区)を3月15日にオープンすると発表した。
同施設は、日本電気(株)横浜事業場跡地を開発したもの。総面積約13haに、地上6階建て、店舗面積約9万3,000平方メートル、店舗数284店舗からなる大型商業施設を建設する。総戸数705戸のマンション「パークシティLaLa横浜」も隣接している。
「ライフ・ソリューション・コミュニティ」をコンセプトに、単にモノを売るだけではなく、新たなライフスタイルの発見やコミュニティ活動の場となるような施設をめざしている点が特徴。「ライフ・ウィズ・カルチャー」をテーマに、カルチャースクールやものづくり工房などを設置し、コンセプトを具現化する。
主要テナントとしては、食に特化した「大丸」の新業態店、「イトーヨーカドー」「東急ハンズ」「紀伊国屋書店」などの大型店のほか、13スクリーン・2,400席の県内最大級となるシネマコンプレックス「TOHOシネマズ」などを誘致している。
基本商圏を半径10㎞、商圏人口約250万人に設定。年間来場者数約1,600万人を見込んでいる。