阪急リート投資法人は24日、「(仮称)汐留イーストサイドビル」(東京都中央区)の受益権譲渡契約締結を決定した。取得予定価格は185億3,200万円~215億5,015万円。取得先は(有)ライラ(東京都中央区)。取得予定は2008年2月となっている。
今回は、ポートフォリオ全体のバランスを重視した着実な成長を図るため、関西圏以外に位置し事務所用途を中心とする同物件を取得した。
同物件は、ビジネス・商業施設の中心的エリアの一つである汐留に位置し、最新の技術により超高層オフィスビルに匹敵するスペックを有している。基準階オフィスフロアは床面積約1,200平方メートル、ハートビル法の認定を受けたバリアフリー設備の設置。また非接触式ICカードを採用した入退館システムと連動したエレベーター不停止制御、ITVカメラによる24時間遠隔監視を実施するなど高度なセキュリティ体制も構築している。
なお、同投資法人にとって初の首都圏所在物件。
今回の資産取得で、同投資法人のポートフォリオは9物件、取得合計額は921億4,300万円となった。