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3大都市圏で価格の先高感強まる/ミサワMRD調べ

 ミサワエムアールディー(株)は25日、4大都市圏を中心とした2007年1月の「MISAWA-MRD 不動産流通市場調査」結果を発表した。

 これによると、首都圏では、宅地、一戸建て、中古マンションともに価格の先高感が強く、宅地では、現在価格の「下降」回答が過去最低を記録。また、一戸建ては、今後価格の「上昇」が、中古マンションは、現在・今後価格ともに「上昇」がそれぞれ過去最高を更新した。
 中京圏でも、宅地、一戸建てで現在価格「上昇」が、中古マンションで今後価格「上昇」が過去最高となった。
 近畿圏では、宅地、一戸建て市場ともに価格の上昇傾向が継続しているものの、中古マンションは引合件数、価格動向がともに拮抗状態で推移しており、長い低迷から脱する兆しが見え始めている。
 一方福岡圏は、宅地、一戸建てともに市況が低調で推移し、価格動向も弱含み。中古マンションについても、市況の停滞感が強まり、下降傾向での価格推移が継続している。


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