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首都圏の新築戸建成約件数、9ヵ月連続の減少/アットホーム

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は29日、同社のネットワークにおける2006年12月の首都圏新築戸建て、中古戸建て、中古マンションの市場動向を発表した。

 新築戸建の成約価格平均は1戸当たり3,745万円となり、前年同月比9.0%上昇し、6ヵ月連続のプラスとなった。5,000万円以上の高額物件が好調で平均を押し上げている。成約件数は、1,248件(前年同月比▲28.0%)の大幅減で、9ヵ月連続の前年割れとなった。また、中古戸建成約価格平均は1戸当たり2,857万円(同▲5.5%)で、4ヵ月連続のマイナス。成約件数は305件(同▲11.1%)で9ヵ月連続マイナスとなった。

 また、中古マンションの成約価格平均は1平方メートル当たり32万7,800万円(同0.2%アップ)と3ヵ月ぶりに前年同月を上回った。1戸当たりの平均価格は1,936万円(同▲3.1%)で、3ヵ月連続のマイナスとなった。平均価格の下落は、ファミリー層の動きが鈍く、平均面積が縮小したことによるもの。


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