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「高座渋谷駅前複合ビル建設事業」の優先交渉権獲得/日土地

 日本土地建物(株)を中心とする日土地グループは5日、神奈川県大和市主催の公募プロポーザルコンペ「高座渋谷駅前複合ビル建設事業」において、優先交渉権者に選定されたと発表した。

 同プロジェクトは、大和市主導による小田急江ノ島線「高座渋谷」駅周辺地域の土地区画整理事業の一環として、周辺の既存施設の移転計画に合わせ、開発が行なわれるもの。

 同事業の推進は、日本土地建物(株)が代表企業として大和市と協働で行なう。開発事業者として、大和市との間に30年の定期借地計画を締結し、官民複合ビルを建設。建設後は市と民間テナントに対して賃貸事業を展開していく。 同ビルは地上6階、地下1階建て、延床面積1万9,757平方メートルを予定。公共施設機能のほか、駅前にふさわしい「賑わいの創出」を行ない、市民が求める「世代交流の場」を作り出す役割を担う。具体的には市役所分室、多目的ホール、図書室といった公共施設に加え、生鮮食料品店、銀行といった生活利便施設などを導入する。

 2009年9月に民間施設がオープン、同年12月に公共施設が開館する予定。


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