（財）東日本不動産流通機構は7日、2006年の首都圏不動産流通市場動向を発表した。
中古マンションの成約件数は2万9,378件（前年比4.8％増）となり、4年連続で過去最高を更新した。都県・エリア別では東京都区部が1万12件（同8.2％増）、多摩3,064件（同4.5％増）、埼玉県4,046件（同3.3％増）、千葉県4,192件（同2.9％増）、横浜川崎5,938件（同1.6％増）、神奈川その他2,126件（同5.3％増）と全エリアで増加した。
成約価格は2,236万円（同6.1％上昇）で、4年連続の上昇。この4年間で13.9％も上昇した。1平方メートル当たり単価も34万6,700円（同5.9％上昇）で3年連続の上昇となった。
また、戸建て住宅の成約件数は1万5,043件（同5.5％増）で、3年ぶりに前年比プラスとなった。成約物件価格は3,342万円（同2.5％上昇）と、2年ぶりに上昇した。土地（100～200平方メートル）の成約件数は3,951件（同▲1.2％）で、3年連続前年を下回った。成約平均価格3,156万円（同4.1％上昇）、1平方メートル単価21万8,400円（同4.3％上昇）は、ともに2年連続前年を上回っている。