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建物賃貸収入の増加などで増収増益/三菱地所07年3月期第3四半期決算

 三菱地所(株)は8日、「2007年3月期第3四半期決算」を発表した。

 当期(2006年4月1日~12月31日)連結業績の売上高は6,102億2,300万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は1,105億3,400万円(同18.4%増)、経常利益は953億8,800万円(同22.1%増)、純利益は500億6,400万円(同47.9%増)となった。

 ビル事業において、三菱商事ビルなどが建て替えに伴い閉館となったものの、新規・既存ビル共に建物賃貸収入が増加。また、空室率が2006年3月末の3.59%から2.56%へと改善し、営業収益2,720億1,100万円、営業利益788億5,500万円を計上した。

 発表会の中で、同社執行役員広報部長の風間利彦氏は「今年は、4月27日に新丸の内ビルがグランドオープンする。丸の内の再構築はもちろん、丸の内以外でも積極的に開発を行なっていきたい」と語った。

 なお通期は、連結売上高9,045億円、経常利益1,445億円、純利益845億円を見込んでいる。


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