ミサワホーム（株）は、共同住宅の経営が難しかった土地を有効活用できる戸建てタイプの賃貸住宅「Belle Lead Cassiya（ベル リード カシーヤ）」を、3月1日から全国で発売する。また、同商品の発売を機に、賃貸住宅経営からビル・マンションの特建事業、介護・福祉事業などさまざまな資産活用に関するトータルサポートを「ミサワの資産活用」ブランドとして新展開していく。
「ミサワの資産活用」は、賃貸住宅経営の提案プロセスを（1）相談力（2）実績力（3）解決力（4）調査力（5）提案力（6）収益力（7）建築力に分類。それぞれのプロセスにおいて、社内外の専門スタッフによる最適な経営計画を提案するというもの。経営開始後の税務相談やオーナー会、最長30年の一括借り上げなどと併せ差別化を図っていく。
また、新商品の「ベル リード カシーヤ」は、主として郊外の立地や小規模、変形土地など制約のある土地の有効活用を目的にしたもの。戸建て貸家は、平均入居期間が長いため、長期安定経営が期待できること、また相続などにより、自宅以外の小規模土地を所有するサラリーマンや団塊世代地主が増加すると見込まれることから商品化した。
平屋タイプと2階建てタイプで推奨8プランを用意。シンプルモダンな外観と合理的間取りで、販売価格を坪単価35万8,000円からと抑えた。年間販売目標は100棟。