東京建物(株)は14日、「2006年12月期決算」を発表した。
当期(2006年1月1日~12月31日)単体売上高は1,912億8,300万円(前期比35.7%増)、営業利益は295億7,200万円(同18.1%増)、経常利益259億1,700万円(同27.0%増)、当期純利益は153億1,000万円(同36.8%増)。
連結売上高は2,343億4,000万円(前期比32.8%増)、営業利益は344億6,100万円(同16.9%増)、経常利益312億8,900万円(28.0%増)、当期純利益は174億600万円(同49.0%増)の増収増益となった。
賃貸事業では、SPCを活用した手法により投資を行なうとともに、「オリナスタワー」(東京都墨田区)等を新規に管理受託。また、同社ビル事業の期末空室稼働率が2.1%と高稼働率を維持、賃料上昇に加え、賃貸マンションの稼動増、新宿スクエアタワー管理(株)を新たに連結子会社化したことなどにより、営業収益435億500万円(前期比3.2%増)、営業利益191億9,300万円(同5.6%増)を計上した。
分譲事業は、マンション「Brillia タワー東京」(東京都墨田区)、「グランエスタ」(東京都江東区)等、戸建てでは「Brillia Terrace」(東京都西東京市)を売上に計上。この結果、営業収益は1,554億9,400万円(同55.3%増)、営業利益183億5,100万円(同119.8%増)とセグメント別でも増収増益となった。
なお次期については、連結売上高2,100億円、経常利益350億円、当期純利益200億円を見込んでいる。