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12月の首都圏マンション、注目は下町エリア/マーキュリー調べ

 (株)マーキュリーは23日、2006年12月の首都圏マンション市場動向を発表した。

 12月の首都圏マンション供給戸数は約4,100戸で前年同月比▲18%。年末を迎え多くのエリアで供給が落ち着く中、埼玉エリアに限っては、供給および初月申し込み率でプラス20%以上の上昇率を記録した。

 また、駅別供給戸数を見ると、「たまプラーザ」駅(供給戸数156戸、平均単価214万2,000円)、「鴨居」駅(同131戸、同159万2,000円)、「南与野」駅(同103戸、同140万8,000円)がランクイン。注目すべきはベスト10にランクインした「竹ノ塚(4位)」、「北千住(6位)」、「三ノ輪(7位)」の足立・荒川区エリア。2011年開業予定の新東京タワーの完成を控える墨田区でも大規模な再開発事業が進んでおり、下町エリアが他県からも注目されていることが明らかになった。


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