不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は26日、首都圏における2007年1月の賃貸物件市場動向を発表した。
同社への賃貸物件登録数は、居住用で6万3,478件(前年同月比▲8.7%)と8ヵ月連続のマイナス。事業用は5,445件(同▲1.8%)であり、前年同期比が再びマイナスとなった。
1平方メートル当たり登録賃料の首都圏平均は、マンションが2,650円(前年同月比2.7%上昇、前月比▲2.6%)、アパートが2,050円(同▲1.9%、同▲0.5%)。
1戸当たり登録賃料は、マンションが10万700円(同0.1%上昇、同▲4.3%)、アパートが6万1,000円(同▲2.2%、同▲2.6%)となった。
居住用賃貸物件成約数は8,207件(前年同月比▲10.5%)と下落。エリア別には、東京23区3,439件(同▲17.3%)、東京都下734件(同▲3.2%)、千葉県547件(同4.0%増)、神奈川県2,823件(同0.7%増)、埼玉県664件(同▲27.8%)と、神奈川県はアパート、千葉県 はマンションが好調で増加。また、23区・埼玉は新築・中古ともに不振で2桁の減少となった。
成約平均面積はマンションが36.84平方メートル(同▲0.2%)、アパートが29.39平方メートル(同▲1.8%)。1平方メートル当たり成約賃料は、マンションが2,660円(前年同月比1.5%上昇)、アパートが2,220円(同1.4%上昇)。1戸当たり成約賃料は、マンションが9万7,900円(同1.1%上昇)、アパートが6万4,600円(同▲0.5%)であった。