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防火地域でも建築可能な木造住宅「MyForest -耐火」を3月新発売/住林

「MyForest -耐火」外観イメージ

 住友林業(株)は、防火地域でも建築が可能な、木造軸組工法による耐火構造住宅「MyForest -耐火」を、3月1日より発売する。

 同商品は、(社)日本木造住宅産業協会(以下、木住協)が2006年10月に取得した、木造軸組工法による耐火構造の国土交通大臣認定を採用したもの。

 外からのもらい火や内からの延焼を防ぐ、遮熱性・遮炎性・非損傷性の3つの耐火性能を備えた外壁構造を採用。屋内は、内部に約21%の結晶水を含む強化せっこうボードを壁や床、天井に二重張り施工とすることで、火災時には水蒸気を放出しながら熱を吸収、天井裏や壁内部の温度上昇を抑え、構造体への着火や隣室・上下階への延焼を防止する。
 このほか、軒裏に「類焼防止装置付き通気口」を設置、屋根には防火ダンパー付き棟換気口を設置するなど、主要構造部以外の部分についても防耐火性能を確保している。

 販売価格は3.3平方メートル当たり74万円台(税込)より。首都圏、近畿圏、中京圏で販売し、初年度60棟の売上を見込んでいる。


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