三菱地所(株)の社内ベンチャー制度により設立された(株)四季リゾーツは、2007年3月1日より、新たに11施設と提携を開始。また同年4月に、パートナー団体の構成員総数が300万人を超えると発表した。
四季リゾーツは、01年の創業以来、高品質の企業保養所を経営委託あるいは賃借し、企業保養所兼一般利用者向けの泊食分離型ホテル「四季倶楽部」シリーズとして展開。
05年12月から、既存旅館等との提携を開始し、同シリーズ拡大を図っている。今回、東北・関東・東海・近畿・四国エリアにおいて、新たに計11施設と提携し、34都道府県、67施設(直営15施設、提携52施設)となる。特に、千葉・埼玉・栃木の東関東・北関東に広げることにより、首都圏おいてさらに強固な基盤を整えていく方針。
また、4月には直営施設「四季倶楽部 ベルフォーレ那須」(栃木県、22室)が開業する予定で、これらの提携施設との相乗効果を図っていく。
また、企業・健保組合・労働組合・公共団体職員会等が福利厚生の手段として「四季倶楽部」を活用したいというニーズに応え、無料でパートナー制度も設けており、利用数全体の35%強を占める。
今後は、早期に全都道府県100施設体制とし、併せてパートナー団体の拡大を図ることで、バランスの良い成長を継続していくとしている。