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15年連続の増収増益、地方の可能性を確信/サンシティ06年12月期決算説明会

 (株)サンシティは15日、2006年12月期決算説明会を開催した。
 
 当期(2006年1月1日~12月31日)の売上高は437億4,700万円、営業利益は41億3,100万円、経常利益は35億5,7000万円、純利益は20億6,600万円となった。
 主事業である分譲マンション事業では、販売戸数1,194戸(前期比7.8%増)となり、売上高が253億9,100万円(前年同期239億7,700万円)となった。また、不動産流動化事業についても、当期に販売予定であった「郡山駅東複合型商業施設」の販売が07年度からとなったものの、販売件数21件(同50%増)となり売上高は169億5,800万円(同109億700万円)。15年連続の増収増益となった。

 代表取締役社長である小出泰啓氏は「都心の地価が上がっていく一方、大きな上昇のない地方の時代がやってくると確信している。これからも東北地方での商業施設開発や不動産再生事業に力を入れていきたい」と語った。

 通期予想については売上高685億9,000万円、経常利益65億7,400万円、純利益36億7,300万円を見込んでいる。


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