三菱地所(株)は9日、開発を進めていた「南町通センタービル」(仙台市青葉区)が竣工したと発表した。
同社が出資した特別目的会社が開発主体となり、三菱地所がアセットマネジメントとテナントリーシングを担当し、今後の運営は(株)三菱地所プロパティマネジメントが手がける、グループ一体の収益不動産事業。
JR「仙台」駅から徒歩6分に位置する地上9階建てのビルで、1階が店舗、2~9階が事務所となる。旧建物である「農林中央金庫仙台支店」の特徴だった軒線や柱型のイメージを継承。1階窓の飾り格子をデザインしたスクリーンと、旧建物の柱頭を保存・修復したモニュメントも設置している。