国土交通省は9日、平成19年1月分の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。
建設工事受注高は3兆5,555億円(前年同月比▲1.3%)で、11ヵ月連続の減少。うち元請受注高は2兆3,546億円(同1.9%増)で、7ヵ月ぶりの増加となった。下請受注高も、1兆2,009億円(同▲6.9%)と8ヵ月連続で減少した。元請受注高のうち、公共機関からの受注高は5,758億円(同▲0.7%)で17ヵ月連続で減少。民間などからの受注高は1兆7,789億円(同2.7%増)と先月の減少から再び増加した。
また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は5,213億円(同▲4.8%)。うち、「国の機関」からは1,876億円で(同27.1%増)、「地方の機関」からは3,337億円(同▲16.6%)となった。
民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は5,521億円(同31.7%増)。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は2,317億円(同5.8%増)で6ヵ月連続の増加となった。