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環境共生活動拠点「エコッツェリア」が新丸ビルに誕生/三菱地所

 三菱地所(株)は28日、環境共生活動拠点「エコッツェリア」を新丸の内ビルディング10階に設置、5月14日にオープンすると発表した。

 「エコッツェリア」は、エリア内外の環境に関わるさまざまな「ヒト・モノ・コト・情報」が交流することで環境共生に?がる新たな技術やシステムを生み出すとともに、エンドユーザーに対し環境配慮型ライフスタイルを提案していくスペース。
 ビジュアル展示やプロダクツ展示などが可能な「オープンスペース」、環境共生技術の研究会や団体がプレゼンテーションや交流の場として利用できる「サロンスペース」、地球環境を可視化する「触(さわ)れる地球」ルームで構成される予定。
 内装は解体した旧新丸ビルや丸の内八重洲ビルから取り出した廃材の一部を再利用しているほか、国内外のリサイクルデザイン家具や壁面緑化を応用したビル内緑地などが施されている。

 なお、同施設の運営は中間法人大丸有環境共生型まちづくり推進協会(理事長:伊藤 滋早稲田大学教授、4月中旬設立)が行なう予定で、新たなビル設備やインフラの高効率化、最適化などの環境対策を実証するとともに、同中間法人を組織する企業等に対し、それらの技術の具現化を働きかけていく。また、環境関連のセミナーや地球環境を考慮したライフスタイルを考案するイベントを定期開催するなど情報発信にも注力する方針。

 


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