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ソウル市近郊に第1号モデルハウスオープン/住友林業

韓国戸建住宅事業第1号モデルハウス

 住友林業(株)は2006年5月に、韓国の大手建材メーカーの東和ホールディングスと、折半出資で東和SFCハウジング(株)を設立し、韓国での新築戸建住宅事業に進出したが、このたび第1号となるモデルハウスが完成、3月6日にオープンしたと発表した。

 モデルハウスは、ソウル中心地から南に45kmのドンベック ニュータウンにある。宅地面積は200.2平方メートル、延床面積257.29平方メートル。住友林業の住宅商品「MyForest」のデザインをベースに、韓国の生活スタイルに合わせて設計提案している。

 韓国の生活様式にあわせ、床暖房も提案。展示場として使用後は、売却を予定しており、2棟目の展示場は年内オープンを予定している。

 韓国の年間住宅着工は50戸から60戸で推移しており、このうち高層マンションが約8割、低層の集合住宅が約1割、残りが一戸建て住宅となっており、一戸建ては年間5万戸程度で推移している。
 同社では、今後成長が見込まれる韓国の戸建住宅市場に進出し、木造住宅メーカーとしていち早くパイオニア的地位の確立をめざすとしている。


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