トヨタホーム（株）は27日より、鉄骨ユニット工法「シンセシリーズ」の1・2・3階建ての3商品を発売すると発表した。
今回発売されるのは、「シンセシリーズ」の主力量販商品である「シンセ・スマートステージ」を全面改良した「シンセ・スマートステージ ミュウ」（2階建て）、都市近郊の建て替え層をターゲットとした3階建て商品「シンセ・ヴィトロワ」および同社初の平屋建商品「シンセ・ピアーナ」の3商品。宮城県から大分県までの同社販売店22社を通じて販売する。
「シンセ・スマートステージ ミュウ」は、20代後半から30代の一次取得層向けの商品で、“家族をはぐくむ家”がコンセプト。屋根や庇などの縦横ラインがすっきりとした外観に、食育の場となるオープンなダイニングキッチンなど子育て世代の家族のコミュニケーション・ステージとなる住まいを提案する。代表プラン（延床面積135.18平方メートル）は坪当たり49万4,000円（07年12月までのキャンペーン価格）。07年度の販売目標は3,000戸。
「シンセ・ヴィトロワ」は、単世帯・二世帯向けの3階建て商品で“家族の想いをかなえる住まい”がコンセプト。都市近郊の密集地でも周囲に気兼ねすることなく、心地よい光と豊かな緑に包まれるコートヤードや鉄骨ラーメン構造による大開口など、「高さ・広がり・彩り」のある住まいを提案する。代表プランは延床面積185.62平方メートルで坪当たり57万7,000円（同キャンペーン価格）。販売目標は200戸。
また、「シンセ・ピアーナ」では、団塊世代夫婦二人の建て替えをメインターゲットとして“もっと豊かに自分らしく”がコンセプト。建物に陰影を造りだす、深いアルコーブを効果的に使ったフォルムに、シニア層の住まいで負担を軽減するユニバーサルデザイン仕様を推奨するなどシニア層の新しい暮らしを提案。代表プランは延床面積99.34平方メートルで坪当たり51万4,000円（同キャンペーン価格）。販売目標は100戸。