総合地所(株)は10日、「千葉県防犯優良マンション認定登録制度」において、「設計段階適合証」第1号を取得した「ルネ・マークプレミア成田ニュータウン」(千葉県成田市)を5月下旬に発売すると発表した。
「防犯優良マンション認定登録制度」は、2005年6月の「犯罪対策閣僚会議」でまとめられた「安全・安心なまちづくり全国展開プラン」に基づいて認定規定・認定基準が定められたもので、全国に先駆けて千葉県防犯協会が「千葉県防犯優良マンション認定登録制度」を定めた。照明計画や防犯カメラ設置数など60項目以上の防犯関連設備審査基準が設けられており、この基準を設計段階と竣工段階で審査。両段階を、一定レベルでクリアしたマンションを「防犯優良マンション」として認定する。同社の物件は4月9日、同審査を設計段階でクリア。竣工後の審査をクリアすることで、日本初の「防犯優良認定マンション」となる。
同物件は、JR総武線「成田」駅バス5分「ニュータウン中央」停徒歩6分に立地する、地上10階地下1階建て、総戸数201戸のマンション。敷地内40ヵ所に監視カメラを設置。カメラが正常に機能するような照明照度も敷地全体で確保している。また、ピッキングが不可能な非接触型ICカードロックを導入したほか、面格子の付いていない窓には防犯センサー付き集中ドアロックシステムを設置した。
住戸は、3LDK・4LDK、専有面積81平方メートル~113平方メートル。1期販売住戸は20戸、販売価格は2,800万円台~4,400万円台、最多価格帯は3,500万円台を予定。