「三井ガーデンホテル汐留イタリア街」(東京都港区、総客室数375室)が4月19日にオープンするのに先駆け、三井不動産(株)と(株)三井不動産ホテルマネジメントは9日、プレス向け内覧会を開催した。
「三井ガーデンホテル汐留イタリア街」は宿泊主体型のホテルで、JR・東京モノレール「浜松町」駅徒歩8分、JR「新橋」駅徒歩12分に立地。
汐留イタリア街の街並みとの調和を意識し、外観コンセプトにはイタリアンクラッシックを採用している。
客室はビジネス・レジャー双方利用を見込んでいることから全室20平方メートル以上を確保。サータ社製のベッドやロフテー社と共同開発した高さ・硬さを選べる枕を採り入れ快眠を追及しているほか、全室に26インチ液晶テレビや空気清浄機、88種類のコンテンツが視聴可能なビデオオンデマンド(有料)、100メガバイトの高速インターネット(無料)を装備、一部客室にはiPodCDプレーヤーなどを設置している。また、最上階13階には宿泊者専用の大浴場「ヴェスカガーデン」を設けている。
客室単価はモデレートシングル1万3,000円、スーペリアシングル1万4,000円、スーペリアダブル1万4,000円(1人)~1万6,000円(2人)、モデレートツイン1万6,000円(1人)~2万100円(3人)、スーペリアツイン1万8,000円(1人)~2万1,200円(2人)。
平日はビジネス、休日はカップルやファミリー、女性グループでの利用を見込んでおり、初年度の目標は稼働率72%、売上高11億6,000万円。
今後、両社では、6月に三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ(千葉県浦安市・客室数550 室)開業も予定しており、会見の席で代表取締役社長の松本邦夫氏は、早期に三井ガーデンホテルチェーン5,000室運営を達成したい方針を明らかにした。
なお、三井ガーデンホテルチェーンは「三井ガーデンホテル汐留イタリア街」を加えて全13施設3,283室となった。