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モルガン・スタンレーと提携、証券化住宅ローンを提供/武蔵野銀行

 武蔵野銀行(さいたま市大宮区、取締役頭取:三輪克明氏)は10日、モルガン・スタンレー証券(株)(東京都渋谷区、代表取締役会長:堀田健介氏)と提携。証券化スキームを活用した住宅ローンの取扱いを開始した。コンピューターシステムを共同化している全国8行(八十二銀行、山形銀行、関東つくば銀行、阿波銀行、宮崎銀行、琉球銀行)による共同開発商品。

 同ローンは、同行が住宅ローンを実行後、信託銀行に信託譲渡を行ない、その信託受益権をモルガン・スタンレー証券に譲渡するというもの。モルガン・スタンレーは、その信託受益権をさらに証券化する予定。

 利用限度額は、100万円以上5,000万円以内。返済期間は、10~35年以内。変動金利型で、金利は6ヵ月ごとに見直される。融資手数料は、融資金額の2.1%。

 今後は、共同開発に関わった他の7行でも、同様のスキームを活用し順次取扱いを開始する予定。 


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