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主要5区の空室率、16年ぶりに2%を下回る/IDSS3月期オフィス市況速報

 (株)生駒データサービスシステム(IDSS)は10日、2007年3月期の首都圏オフィスマーケット市況速報を発表した。

 東京23区の空室率は、2.0%(前期比▲0.6ポイント)、主要5区は1.8%(同▲0.5ポイント)となった。2006年を通じ低下スピードは比較的緩やかであったが、今期は大きな低下幅を示した。主要5区の空室率が2%を下回るのは、1991年5月期以来、16年ぶり。
 主要5区におけるAクラスビルの空室率は0.7%(同▲0.7ポイント)。23区の平均募集賃料は、1万2,810円/坪(同0.3%上昇)となった。

 また、全国主要都市の3月期の空室率は8.7%(同▲0.6ポイント)。全国16都市中12都市で低下傾向を示し、全国的にマーケットが回復傾向は持続している。3
 月期の16都市の平均募集賃料は、9,330円/坪(同▲0.9%)となった。


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