ケネディクス不動産投資法人（KRI)は13日、現在運用している「コート新橋」（東京都港区）、「コート水天宮」（東京都中央区）を譲渡し、「KDX虎ノ門ビル（旧虎ノ門鳳ビル）」（東京都港区）を取得すると発表した。
「コート新橋」（RC造陸屋根6階建ての共同住宅・店舗）、「コート水天宮」（RC造陸屋根7階建ての共同住宅）の譲渡先は、両物件とも合同会社ユー・アール・ユー（東京都港区、職務執行者：武市 健太郎氏）。譲渡予定価格は、コート新橋が8億9,500万円、水天宮が7億800万円。両物件とも4月20日に譲渡予定。簿価との差額は、コート新橋が約1億3,000万円、水天宮は約2,900万円。
「KDX虎ノ門ビル」の取得予定価格は、44億円。アゼリアオーワン特定目的会社（東京都港区、代表者：磯崎哲也氏）より4月17日に取得予定。
同ビルは、東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅徒歩約1分に立地する、SRC造地下1階地上5階建てのオフィスビル。賃貸可能面積は、2,064.45平方メートル。
今回の資産譲渡および取得により、同投資法人のポートフォリオは、72物件・取得価格ベースで1,750億9,000万円となる。