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94年以降同月最少の5,463戸/不経研、3月度「首都圏マンション市場動向」

 (株)不動産経済研究所は16日、2007年3月度の「首都圏マンション市場動向」を発表した。

 3月の新規発売戸数は5,463戸(前年同月比▲28.0%、前月比13.7%増)となり、3月としては1994年以降で最小となった。

 1戸当たりの価格は 4,706万円(同11.8%アップ、同1.8%アップ)、1平方メートル当たり単価は61.4万円(同10.6%アップ、同変わりなし)と全面高となった。
 契約率は80.5%(同▲3.1ポイント、同3.0ポイントアップ)、翌月繰越販売在庫数は6,990戸(前月末比▲398戸)。

 即日完売物件は、「白金レジデンス」(東京都品川区、21戸、平均9,676万円、平均3.76倍、最高12倍)、「ステーションプラザタワー」1期(東京都荒川区、176戸、平均4,963万円、平均3.2倍、最高16倍)など28物件、918戸。超高層物件(20階以上)は13物件、625戸、契約率88.3%であった。

 なお、3月の発売戸数は4,000戸前後となる見込み。


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