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総合賃料指数、すべてのタイプで前期比増/アットホーム・住信基礎研「マンション賃料インデックス」06年第4四半期

 不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は16日、「マンション賃料インデックス」の最新版を「at home web」で公表、あわせてエリア別の詳細版の販売を開始した。
 
 これは同社が(株)住信基礎研究所と共同で開発している、東京都心主要19エリア(今回より2エリアを追加)に所在する賃貸マンションの成約事例に基づく賃料インデックスで、今回は2006年第4四半期(2006年10月~12月分)の発表となった。
 
 それによると、総合賃料指数(2001年第4四半期を100とする)は101.02と、前期比1.78ポイント、前年同期比3.24ポイント上昇した。
 タイプ別指数はシングルタイプ(18平方メートル以上~30平方メートル未満)が100.80、コンパクトタイプ(30平方メートル以上~60平方メート ル未満)が101.84、ファミリータイプ(60平方メートル以上~100平方メートル未満)が98.61と、3タイプともに上昇。  
 前年同期比ではシングルタイプ3.07ポイント、コンパクトタイプ2.67ポイント、ファミリータイプ6.13ポイントの上昇となった。
 また、当期でマンション賃料が最も高いのは「青山・原宿エリア」としており、ファミリータイプのモデル物件理論賃料は45万円を超え、ここ5年間で最高値としている。

 東京19エリア別データの詳細版の販売は、一般:3,150円(税込)、アットホーム会員:2,100円(税込)となっている。問い合わせ先はアットホームカスタマーセンター(TEL:03‐3730‐6395)まで。


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