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仲介事業の好業績など受け07年3月期業績予想を修正/東急不

 東急不動産(株)は17日、2007年3月期(2006年4月1日~07年3月31日)業績予想を修正した。

 修正後の単体業績予想は、売上高2,235億円(前回発表比▲0.7%)、経常利益405億円(同30.6%増)、当期純利益135億円(同3.8%増)。連結では、売上高5,750億円(同▲0.9%)、経常利益595億円(同19.0%増)、当期純利益300億円(同変動なし)。

 単体業績では、賃貸事業におけるSPC保有ビルの売却配当、分譲事業における投資家向けビル売却益、販売費の減少などによる増益を織り込んだ。連結では、単体事業の好調に加え、東急リバブル(株)の業績が好調なことから、経常利益を95億円増額した。

 ただし、販売用不動産評価損158億円と、(株)東急ハンズ事業再構築に係る損失49億円を計上するため、連結最終利益は当初計画通りとした。

 また同社は、業績全般が好調に推移し、中期経営計画最終年度(08年3月期)の目標営業利益(520億円)を2期連続で超過する見込みであることから、07年3月期末配当を1株あたり2円増の7円とする。


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