ミサワホーム（株）は18日、子育てをテーマとした新商品「GENIUS Link-Age（ジニアス リンケージ）」を4月21日より全国で発売すると発表した。
同商品は、子育てを行なう団塊ジュニア世代向けに、子供の健全な成長を促すための住まいづくりを行なったもの。社会的・自然科学的・言語的知性など、「8つの知性」に働きかけるような、子育て住宅を提案している。
吹き抜け空間とスケルトン階段の「センターヴォイド」は、家族がどこにいても気配を感じる空間作りで、キッチンにいながら子供室が見え、家中を一つの空間として捉えることができる。
LDKと連続した「マルチスペース」は、幼児室や学習室など、子供の成長に合わせて用途が変えられ、畳を敷いて客間にするなど、多目的に使える。
玄関のすぐそばには、幼児でも届く洗面台を設置、足元に踏み台がしまえる工夫もなされている。
壁面には、現代版の床の間「ファミリーウォール」を設け、家族の写真や雛人形などを飾ることができる。
また、家族共有の大型収納「ファミリークローゼット」は、簡単に子供部屋に転換が可能。
ミサワホーム（株）代表取締役社長・佐藤春夫氏は発表会で「団塊ジュニアの33歳～36歳をメインターゲットに開発した。子供の成長のために『8つの知性』を適度に刺激するデザインを盛り込んだ。親子がつながる空間をめざしている」などと述べた。
推奨30プランのシステムフリー設計で、販売価格は坪54.2万円（税込み）から。
GWを中心に全国約60ヵ所にモデルハウスを展示し、年間販売1,000棟をめざすとしている。