鴻巣市北鴻巣西口土地区画整理組合(代表:伊藤 好氏)は19日、「北鴻巣駅西口土地区画整理事業」の開発推進を本格始動するにあたり記者発表会を開催した。
同事業は鴻巣市のJR「北鴻巣」駅西口駅前の広さ9万3,000haの区域に鴻巣市、(株)ゼファー、(株)サポート、同組合、筑波大学の官・民・住・学の4社共同でまちづくりを行なう事業で、市民からの要望が高かった北鴻巣駅西口の開設と低未利用地の開発を主体にしたマスタープランを推進していくもの。2005年より開始され、08年の完成をめざしている。
同地区は全国有数の「花のまち」として知られており、開発の基本理念を次世代へ継承する「花咲く未来都市、北鴻巣」~住みたくなるまち・人のまち・花のまち北鴻巣~として、商業施設や公共機関の整備などの“利便性の高い生活環境づくり”や花と緑の環境維持管理や施策の実施などの“コミュニティづくり”、地元企業の参加を促す“地域活性化へのしくみづくり”を行なう。
駅前商業ゾーン、集合住宅ゾーン、センター公園ゾーン、戸建住宅ゾーンに加え、まちなみや共同利用スペースを住民が検討する戸建コレクティブ・コーポラゾーンの5つの生活ゾーンから構成される。
同組合代表の伊藤氏は冒頭の挨拶で「この計画の最大のポイントは官・住・民・学ということ。住む人が自分たちでつくり、管理し、交流のできまちにしていきたい」と語った。
なお、同組合では「まちのニックネーム」をホームページ(http://www.kita-kounosu.com/)にて募集している。