(社)不動産流通経営協会(FRK)は20日、虎ノ門パストラル(東京都港区)で、第38回定時総会及び理事会を開催。任期満了となる役員の選任ならびに平成19年度事業計画・収支予算案などを審議、可決した。
新理事長には、三井不動産販売(株)代表取締役会長の岩崎芳史氏が就任。現理事長の三浦正敏氏(東急リバブル(株)取締役相談役)は顧問となった。
懇親会で挨拶に立った岩崎新理事長は、「今後、既存住宅流通量は飛躍的に増加することが期待され、まさに住宅流通の夜明けを迎えていると認識している。この観点から、19年度も流通円滑化のための諸施策の検討を進め、活発な事業展開を図っていく。すでに10年経った『ホームナビ』を抜本的に再構築し、次期システムを立ち上げるほか、業界の共有サイトである不動産ジャパンの更なる発展や、全国4レインズシステムのデータベースの集約など、業界共通の問題では、関係団体の皆さんとも連携しつつ、不動産流通の促進と不動産流通業の発展に寄与していきたい」などと抱負を述べた。