積水化学工業(株)住宅カンパニーは23日、既築住宅への太陽光発電システム(PV)の搭載件数が3月末で累積1万棟を突破したと発表した。
PV1万棟搭載によって、年間の発電量は4.1万kW、CO2を1.2万トン削減することになる。
クリーンエネルギー活用の太陽光発電システムは、1998年に新築住宅から搭載を開始。2000年からは同社がこれまでに供給した住宅についてもリフォームの際に積極的に提案し、太陽光発電システムの普及に努めてきた。
既築住宅への搭載件数が1万棟を突破したのは、住宅会社では初となる(矢野経済研究所推計)。
なお、新築については50%以上に太陽光発電システムを搭載しており、新築の累積搭載棟数は3月末4万7,000棟を突破している。