平成18年度「国土交通白書」が、4月27日の閣議において公表された。
今回の「白書」では、地域の活力の向上が重要な課題であるとして、平成18年11月に取りまとめた「国土交通省地域活性化戦略」に沿って、地域活性化に向けた国土交通省施策を展開していくとしている。
第一部では、（1）地域ブロックの自立的発展を可能とする国土構造への転換、（2）生活圏レベルでの自主的な地域づくりの総合的支援、（3）交流人口拡大に向けた観光立国の推進、（4）地域活性化のための条件整備を目標に、施策を推進するとしている。
また第二部は、こうした目標を実現するための政策課題を10に整理、具体的取組みについて報告しており、「第4章 自立した個人の生き生きとした暮らしの実現」においては、少子高齢社会に対応するための住環境整備についてや、豊かな住生活の実現に向けた住生活基本計画の推進等が盛り込まれている。
なお白書の全文は国土交通省ホームページより閲覧可能。