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国交省、「建設工事受注動態統計調査報告」(平成19年3月分、平成18年度計)を発表

 国土交通省は11日、平成19年3月分および平成18年度の「建設工事受注動態統計調査報告」を発表した。

 平成19年3月分については建設工事受注高は6兆3,241億円(前年同月比▲3.4%)で13ヵ月連続の減少となった。うち元請受注高は4兆7,230億円(同▲4.7%)で3ヵ月ぶりの減少。下請受注高は、1兆6,011億円(同0.6%増)と10ヵ月ぶりの増加となった。元請受注高のうち、公共機関からの受注高は1兆4,122 億円(同▲14%)で先月の増加から再びの減少。民間などからの受注高は3兆3,108億円(同▲0%)となった。

 また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は1兆3,628億円(同▲13%)。うち、「国の機関」からは7,426億円で(同▲11.7%)、「地方の機関」からは6,202億円(同▲14.4%)となった。

 民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注工事額は1兆2,552億円(同▲0.3%)。また、土木工事および機械装置等工事(1件500万円以上の工事)の受注工事額は4,910億円(同23.1%増)で8ヵ月連続の増加となった。

 平成18年度の建設工事受注高は51兆9,617億円(前年同期比▲5.4%)となった。そのうち元請受注高は35兆7,975億円(対前年比▲4.6%)、下請受注高は16兆1,641億円(同▲7.1%)であった。
 元請受注高のうち公共機関からの受注高は9兆8,583億円(同▲13.4%)、民間等からの受注高は25兆9,392億円(同▲0.8%)であった。

 また、公共機関からの受注工事額(1件500万円以上の工事)は、9兆3,878億円(同▲12.8%)。うち国の機関からは3兆1,969億円(同▲10%)、地方の機関からは6兆1,909億円(同▲14.2%)であった。
 民間等からの受注工事のうち、建築工事・建築設備工事(1件5億円以上の工事)の受注額は7兆3,919億円(同3.6%増)であった。土木工事および機械装置等の受注工事額(1件500万円以上の工事)は3兆3,786億円(同13.5%増)となった。


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