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建替え需要低調により減収減益/旭ホームズ07年3月期決算

 旭ホームズ(株)は15日、2007年3月期決算を開催した。

 当期(2006年4月1日~07年3月31日)の売上高は28億3,200万円(前年同期比▲7.5%)、営業利益▲1億100万円、経常利益▲1億1,000万円、純利益▲3億500万円。

 建築部門については、住宅展示場営業に加え、集客強化のために住宅現場見学会・施主向けセミナー開催の重点化、WEB強化を図るとともに、デザイン、仕様の見直し、原価低減を推進した。しかし、ターゲットとする顧客層の集客数不足が大きく、完成工事高は15億2,000万円(前期比▲11.9%)となった。
 リフォーム部門においては、過去に建築請負をした顧客のフォローを中心に受注活動を行ない、完成工事高はほぼ前期並みの2億2,100万円(前期比2.3%増)を計上した。
 賃貸事業部門については、採算性の見直しにより管理物件数が減少し、入居率の向上に注力したものの、家賃相場の下落もあって売上高は10億5,800万円(前期比▲5.4%)となった。
 不動産事業部門については、仲介契約による売上高が3,100万円を計上した。

 次期見通しについては売上高50億円(前期比76.5%増)、営業利益2億8,500万円、経常利益2億5,000万円、純利益2億3,500万円を見込んでいる。


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