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プリンシパル事業の営業利益、前年同期比536.5%増/リサ07年12月期第1四半期決算

 (株)リサ・パートナーズは14日、2007年12月期第1四半期決算を発表した。
 
 当期(07年1月1日~07年3月31日)の連結売上高は35億7,400万円(前年同期比60.3%増)、営業利益は10億400万円(同21.9%増)、経常利益は7億8,800万円(同7.7%増)、当期純利益は5億3,200万円(同23.6%増)を計上した。

 プリンシパル投資事業では、不動産について、投資規模の拡大に伴い賃料収入が安定的に拡大する一方、投資不動産の売却によるキャピタルゲインの獲得も順調に推移。貸付債権についても、順調に回収益が積みあがるとともに、240億円の貸付債権を新規に購入。売上高28億8,200万円(同189.4%増)、営業利益8億8,700万円(同536.5%増)と、前年同期と比べ大きく収益が拡大した。
 ファンド事業では、不動産共同投資事業において活発な投資活動を展開し、投資累計額は約1,913億円にまで伸張、アセットマネジメント・フィー収益が拡大。一方、前年同期では売却に伴うキャピタルゲイン獲得があったのに対し、当期では大口の売却案件が第2四半期以降に予定されていることなどから、売上高4億1,800万円(同▲4.2%)、営業収益2億1,700万円(同▲24.8%)となった。

 通期予想については連結売上高267億800万円、経常利益79億8,400万円、純利益45億6,700万円を見込んでいる。


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