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売上高微減も9期連続の増益達成/綜合地所07年3月期決算

 日本綜合地所(株)は15日、2007年3月期決算を発表した。

 当期(2006年4月1日~07年3月31日)の連結売上高は836億9,600万円(前年同期比▲1.7%)、営業利益87億5,100万円(同12.3%増)、経常利益70億2,700万円(同2.4%増)、当期純利益37億9,100万円(同1.1%増)と9期連続で過去最高益を更新した。

 収益性の向上を目的にマンション販売スケジュールを見直したため、マンション引渡し戸数1,538戸(同▲35.9%)、売上高563億200万円(同▲28.1%)となったが、費用対効果を追求した販売活動により期中のマンション契約高は910億2,700万円(同60.7%増)、契約残高も511億100万円(同85.1%増)とマンション販売活動は好調に推移。また、当期から連結子会社となった(株)ミクプランニングによる広告宣伝事業が売上高94億5,700万円を計上したこともあり、全体の売上高はわずかな減少にとどまった。

 なお、次期については連結売上高1,280億円、営業利益145億円、経常利益120億円、当期純利益63億円を見込んでいる。


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