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首都圏中古マンション、大幅上昇の反動で前月比9.6%の大幅下落/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは17日、2007年4月の「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル価格月別推移」を発表した。

 同調査は、同社に登録された中古マンション(ファミリータイプのみ)の売り希望価格を各行政区単位ごとに集計・算出。その平均坪単価を70平方メートル換算したもの。

 4月の首都圏全体の中古マンション価格は2,512万円(前年同月比3.3%上昇、前月比▲9.6%)と、前月比が3ヵ月ぶりの下落。大幅に上昇した1月~3月の反動によるものと思われ、ここのところの急上昇傾向が一段落した。

 都県別では、東京都が3,471万円(前年同月比12.7%上昇、前月比▲10.0%)と前月比下落したほか、神奈川県2,355万円(同8.3%上昇、同▲2.8%)、埼玉県1,768万円(同4.2%上昇、同0.6%上昇)、千葉県1,691万円(同6.0%上昇、同▲1.8%)と、埼玉県を除いて下落した。

 首都圏の主要都市別では、東京23区で3,946万円(同14.8%上昇、同▲3.7%上昇)、横浜市が2,531万円(同9.4%上昇、同1.0%上昇)、千葉市が1,656万円(同1.5%上昇、同▲0.1%)、さいたま市が2,023万円(同4.0%上昇、同0.7%上昇)だった。

 また、近畿圏も1,779万円(同9.0%上昇、同▲1.7%)と首都圏同様に下落。中部圏は1,451万円(同6.3%上昇、同0.3%上昇)と、ほぼ横ばいで推移した。


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