パナホーム(株)は22日、構造改革のさらなる推進をめざした「早期退職優遇制度」と「特別転進支援制度」の実施を発表した。
同社は、生産体制の集約・再編を進めるため、九州工場と静岡工場の閉鎖を決定。両工場で働く社員に対しては、本社工場・筑波工場への異動を原則としてきたが、異動を希望せずに社外への転進を希望する従業員については、そのセーフティネットとして「早期退職優遇制度」を実施することにしたもの。
また、九州・静岡工場以外についても、生産・間接部門のスリム化により生み出された人材を営業部門にシフトすることで、営業力の強化により成長性を高めていく方針。こうした改革に際し、対象社員が社外に転進を希望した場合、それを支援するための「特別転進支援制度」を実施していく。