(株)リロ・ホールディングは24日、2007年3月期連結決算を発表した。
当期(2006年4月1日~2007年3月31日)連結業績の売上高は690億4,200万円(対前期25.2%増)、営業利益は33億100万円(同34.4%増)、純利益は34億4,100万円(同34.5%増)となった。
当期は、主力事業であるリロケーション事業において、近年管理戸数を積み上げてきた借上社宅管理業務のフルアウトソーシングサービス「リライアンス」が、当期に約7,000戸の管理戸数を積み増したことに加え、東京と大阪に分かれていた管理業務を統合したことにより業務オペレーションの効率化が大きく進展。営業収益581億3,300万円(前期比27.1%増)、営業利益17億3,200万円(同30.4%増)を計上した。
また、ポイント制タイムシェアリゾート「ポイントバケーションリロ」を運営しているリゾート事業では、当期に新たに3施設を開設、自社施設が8ヵ所に拡大したことに加えて、セールスが順調に推移し、業績を大きく伸張させ、営業収益26億2,400万円(前期比81.1%増)、営業利益6億7,200万円(同58.5%増)となった。
なお次期は、連結売上高780億円、営業利益39億5,000万円、経常利益40億円、純利益21億円を見込んでいる。