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「三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ」6月1日にオープン/三井不グループ

「三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ」外観
グループ旅行などに対応する多人数客室「テラスルーム」

 三井不動産(株)グループは6月1日、「三井ガーデンホテルプラナ東京ベイ」(千葉県浦安市、総客室数550室)をオープンする。28日、オープンに先駆けプレス向け内覧会が行なわれた。

 同ホテルは、他の「三井ガーデンホテルチェーン」同様、(株)三井不動産ホテルマネジメントにより運営される。JR京葉線「舞浜」駅からシャトルバスで約15分。「南の島の楽園」をテーマに、外観は白を基調とし、四季の花々を配した植栽などリゾート感の溢れるつくりとなっている。

 東京ディズニーランドへの来場者をメインターゲットとすることから、客室面積36平方メートルを中心に、グループ旅行などに対応する60平方メートル超の多人数客室や、コネクティングルーム、キッズデラックスルームなど、多彩な客室プランを用意している。キッズデラックスルームは小さな子どもの安全性にも配慮した特別仕様になっており、靴を脱いでくつろげるフロアには、やわらかく滑りにくいコルク材を使用。電子レンジの設置やベッドの高さを低くおさえるなどの工夫がこらされている。

 館内施設としては、宿泊者専用の展望大浴場や、団体の食事会場、ミーティングなどに利用できる240平方メートルの多目的ルーム、千葉県初出店となる24時間営業のコンビニエンスストア「ナチュラルローソン」などが設けられている。

 東京ディズニーリゾート・パートナーホテル特典として無料シャトルバスを運行するほか、ホテル内でパークチケットを販売、またディズニーキャラクターショップにてキャラクターグッズも販売する。JR「舞浜」駅にあるディズニーショップ「ボン・ヴォヤージュ」から荷物をホテルまで届けるバゲッジデリバリーサービスなどもある。

 宿泊費は、スタンダードルーム(定員2名)が一泊1万2,000円から、テラスルーム(定員5名)が同2万9,000円から、スイートルーム(定員2名)が5万円から。開業2年目で、稼働率80%をめざす。

 同ホテルの開業により、三井ガーデンホテルチェーンは全14施設・3,833室となった。


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