リプラス・レジデンシャル・投資法人(RRI)は25日、2007年3月期決算を発表した。
当期(2006年10月1日~07年3月31日)の営業収益は22億500万円(前期比▲10.6%)、営業利益11億1,4000万円(同▲8.5%)、経常利益8億8,600万円(同35.2%増)、純利益8億8,500万円(同35.5%増)、一口あたり分配金は1万4,426円となった。
期初の06年10月に3物件を取得し、前期に取得した28物件とともに全66物件が運用に貢献。期末時点での保有資産は、賃貸住宅66物件、取得総額564億100万円、ポートフォリオ全体の平均稼働率は、第2期末時点で96.6%となった。
また、06年10月の新規3物件の取得を目的として、複数の金融機関から極度ローン基本契約に基づく個別借入(短期借入金)により31億6,000万円の資金の調達を行ない、さらに投資活動を円滑かつ機動的に推進するため、資金調達の多様化および将来の金利上昇リスクの軽減を図った結果、期末時点での有利子負債残高は326億2,000万円となった。
次期については、営業収益33億500万円、経常利益13億2,300万円、純利益13億2,100万円、一口当たり分配金は1万3,549円を見込んでいる。