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10万円あれば「都心から30分の1DKマンションに」/アットホーム一人暮らしの生活事情調査結果発表

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は29日、一人暮らしをしている20代・30代の独身サラリーマン・OLを対象に実施した「気になる一人暮らしの生活事情」の調査結果をまとめ、発表した。

 同調査は、2007年3月30日から4月4日までの間、東京・神奈川・埼玉・千葉で一人暮らしをしている20代・30代の独身サラリーマン・OL1,048人(男性520人、女性528人)を対象にインターネットによるアンケート形式で実施したもの。

 「あなたの手取り月収は?(ボーナスを除く)」という設問について、20代は男女ともに「20~25万円」未満が最も多く、「1ヵ月の家賃は月収の何%くらい?」の設問には、20代・30代男性は「月収の20~30%未満」が約5割を占めたのに対し、20代女性は「30~40%未満」が最も多くあがった。
 1ヵ月の家賃を月収別にみると、男性は収入・年代にかかわらず「月収の20~30%未満」が最も多いのに対し、月収25万円未満の女性は20代・30代ともに「30~40%未満」がトップとなった。

 「家賃を10万円負担できるとしたら、次のどの部屋に住みたい?」の設問に対しては、「都心から30分ほどの1DKのマンションに住みたい」が性別・年代を問わずトップ。月収別では、20代の高収入の女性は「都心のワンルームマンション」が多数を占めた。

 このほか、「1ヵ月の食費」の設問には、20代男女が「2~3万円」、30代男性が「5万円以上」の割合が最も高く、「携帯電話代」は20代女性が最も多く、「1万円以上」が2割を占める結果となった。


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