ナイス（株）は30日、飯田産業（株）と「イイダ住材（株）」（大阪府寝屋川市、取締役社長：飯田久弥氏）を設立、飯田産業から木材・建材販売事業を譲り受けることを決定した。
ナイスと飯田産業は10年にわたる木材・建材の取引を行なっていたが、両者が保有する機能を最大限に生かし、よりいっそう強い事業体制を構築するため、新会社を設立した。
イイダ産業住材は、飯田産業より不動産賃貸事業を除くすべての事業を譲り受けるとともに、従業員約40名を引継ぐ予定。飯田産業が強みとする地域密着のきめ細かい営業対応力と現場配送力、建築総合請負などの施工力に加え、ナイスが保有する「ナイスサポートシステム」をはじめとする工務店メニューや一戸建分譲事業のノウハウなどを有効に活用することにより、企画提案力の強化・充実を図る。
他にも、ナイスが保有するさまざまなノウハウを導入し、シナジー効果を発揮することにより、事業基盤の強化をめざす。
営業開始日は7月1日を予定している。