国土交通省は31日、平成19年4月分の「建築着工統計調査」を発表した。
4月の新設住宅着工戸数は10万7,255戸(前年同月比▲3.6%)と、先月の増加から再び減少に転じた。新設住宅着工床面積は、935万8,000平方メートル(同▲2.4%)となった。
利用関係別では、持家が2万9,577戸(同▲6.5%)で、3ヵ月連続の減少。貸家は4万1,395戸(同▲5.3%)と、先月の増加から再び減少になった。また分譲住宅は、3万4,652戸(同▲0.9%)と先月の増加から再び減少。そのうち一戸建住宅が1万1,193戸(同0.4%増)、マンションは2万3,391戸(同▲1.5%)となっている。
なお、東京都の新設マンション着工戸数は1988年の調査開始以来、4月としては過去最高値。詳細は同省ホームページを参照のこと。